【新元号】書類作成のとき「令和1年?」と「令和元年」のどっちが正解?
平成31年(2019年)4月1日に平成の次の元号が発表されました!
「令和」※読み方は”れいわ”
その他の新元号候補原案は「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」と報道されています。
事務員として気になるのは、改元した年の年月日表記を「元年」とするのか「1年」とするのかってところだと思います。
昭和から平成に変わったとき事務員だった人でも、もう30年も前のこと。
どうだったかしら、と迷ったりしますよね(私のことか!笑)
発表の翌日、早速必要な場面があったので念のために調べてみました。
契約書を作成するのに、工事の期間のところで早速「令和」を使用したのです!初令和!笑
2019年5月1日(水)からは令和元年となります
改元の年は元年で表記されるとありました。
年の始まりを元日、元旦というように、新しい元号になった年は「元年」となります。
2019年5月1日(水)~12月31日(火)
注意:2019年1月1日から4月30日までは平成31年となりますよ!
2020年1月1日からは令和2年となります。
システムの関係やアルファベットの頭文字で元号を表記する場合は「1年」を使います。
伝票作成のときは「1年」を使います。
銀行の振込用紙など、システムが関係する書類で和暦を使用する場合は「1年5月7日」と記入します。
元号をアルファベット1文字で略すことがあります。
令和のアルファベット表記は「REIWA」。
頭文字は「R」となります。
新元号の選定では、この頭文字が重ならないことも条件のひとつとされてます。
同じのがあったらややこしいですもんね。
元年はR1となるため、ヨーグルトやお笑いコンテストが浮かんでしまいますが、それはそれで覚えやすいかも。
RかLで悩んだときはヨーグルトを思い出すといいですね。笑
事務員の仕事では、文書作成の場合は「元年」、伝票などは「1年」と両方使い分けることになります。
書類には和暦と西暦のどちらを使うのが正しいの?
新元号を初体験する人は特に、和暦を使うとめんどくさいから西暦で統一しちゃダメなの?って考える人もいると思います。
決まりはありません。どちらを使用してもOKなのです。
自社で作成する文書について、和暦を使わなくてはいけない決まりは全くありません。
こちらのニュースがちょっと話題になりましたね。
反響がすごく、さすがの?外務省も「国内文書は元号使用も…」とトーンダウンしたようですが…。どうするんでしょうね。
扱う文書もすごい量でしょうから、効率化を求める気持ちはわかります。
ただ、外国とやりとりをすることが多い機関だからこそ、日本の文化を大切にする姿勢をアピールしてほしいような。まぁ私の勝手な気持ちです(笑)
とにかく、小さい会社では注意を受けることはありません。どちらを使用しても大丈夫です!
うちの場合は元号使用を継続します!
元号しか使いません!という強い意志の意味ではなく、基本的に文書に記載する年月日は和暦を使用してきましたが、どういうわけか西暦を使うこともあったので、これまで通り臨機応変に和暦と西暦を使っていきたいと思います。
今回、契約書に「令和」と打ち込んだんですが新しい時代が始まるんだって新鮮な気持ちがしました。
時代に区切りを感じられるのは和暦のポイントですね。
自分の国独自の元号があるって誇らしいなって、私は思います。
今はパソコンやスマホが普及して、和暦と西暦の変換なんてすぐできます。
検索窓に「和暦西暦早見表」と入れるだけ。
まだ令和には対応してないようですが変換サイトもあります。
西暦和暦年齢一覧表だってすぐ確認できます。
世界に合わせるって考え方も大事ですが、日本の積み重ねてきたものも大事にするべきかなと思います。
昭和っていつまでだった?って会話も楽しいものです。笑
あとがき
令和、出典は万葉集の「梅花の歌三十二首」とのこと。
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
日本の古典に由来する元号は初めてなんですってね^^
最初「れ」が一文字目にくるので言いにくい気がしましたが、4日目になるとだいぶ馴染んできました。
令和(れいわ)という音の響きに品と柔らかさを感じます。
ちなみに、令和の令ですが、下の部分を「マ」と書くのもOKなのだそうですよ。
5月1日から新元号「令和」の幕開けです。12月31日までは 令和元年 となります。
今日もお疲れ様です(。-人-。)
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